「令和」の時代を迎えて②~昭和を振り返る

訂正続きで、申し訳ありませんm(_ _)m

昨夜22時頃、本日14時頃にアップした記事を、編集して再アップします。

昨夜の記事では、昭和の始まりのチャートとして、

昭和が始まった(同時に大正の終わりでもある)日の「1926年12月25日」の

「0時」の図をメインで読みました。

そして比較として、大正天皇が崩御された、同日の「1時25分」の図を

御代替わりのタイミングとして出して、

「0時」の図に、昭和の時代の特徴が色濃く表れている・・ということを書きました。

いろいろ考えた結果、

新元号が施行された日0時のチャート

→その元号の時代の特徴が表れている

御代替わりが行われた時刻のチャート

→新天皇の御代の特徴が表れている

ということではないかな??と思いました。

ただ、御代替わりのタイミングが、

「前天皇の崩御の瞬間」なのか「践祚の儀式の開始時刻」なのか、

今一つ不明で、実際のチャートもまだ検討していないので、

こちらに関しては保留として、またいずれ検討してみたいです。

とりあえず、新元号が施行された日の0時のチャートで、

その時代の特徴を読み進めてみたいと思います!

いろいろ迷走していてすみません。。T水星・T海王星・T木星のTスクエアですね。。

☆☆☆

というわけで、今回は、昭和の元号が施行された日の0時のチャートを、

昭和の時代の特徴と重ね合わせて、あれこれ読んでみたいと思います。

昭和

1926年12月25日 00時00分 東京

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私は、昭和というのは冥王星の時代という印象があります。

戦争に突入し、敗戦を経て、国家体制を大きく変化させ、

そして、戦後は経済大国として目覚ましい飛躍を遂げた時代。

10ハウスに冥王星があるこのチャートには、昭和の印象が表れている気がします。

そして国家のルーツ、国土を表す4ハウスに、アセンダント支配星の金星があります。

その金星にゆるく太陽も重なっています。

この金星は、分離でドラゴン・テールとコンジャンクション、

接近で10ハウスにある冥王星とオポジション。

敗戦を経て、政府だけでなく、過去から続いてきた国のありかたそのものが

根幹から変わっていった昭和の時代の雰囲気が表れています。

10ハウス冥王星は、経済を表す2ハウスの支配星。

戦前は経済的な理由で、軍事国家への道を突き進み、

戦後は驚異的な経済復興を遂げることで、大国日本を築き上げていった日本。

冥王星自体が、莫大な富や権力を司り、イメージと重なります。

また、同じく経済と関係する8ハウスには、火星があり、

金星(ASCルーラー)、太陽とトラインをとりつつ、

11ハウスの月ともトラインで、グランド・トライン。

火星は、2ハウスと、他国を表す7ハウスを支配します。

火星は、経済と関係する牡牛座サインにもありますね。

昭和の時代の日本が、特に他国に対する経済的な攻勢をかけることに力を注ぎ、

それらを通して、国際的な地位や諸国との友好関係を築いていったことが

うかがえる配置です。

このグランド・トラインには、冥王星がカイト気味にかかっています。

私はヘッドをコンフィギュレーションに入れて読まないのですが…、

ヘッドを入れると、バッチリカイトができあがりますね。

そして、この太陽・金星、ヘッド(+冥王星)のオポジションが、

MC、ICに重なることで、昭和の時代に、日本という国のありかたそのものを

大きく変容させ、経済をキーに力強く国造りに邁進した様子が浮かんできます。

カイト(グランド・トライン)の一角を担う月は、

11ハウスにあって海王星とゆるくコンジャンクション。

月は10ハウスの支配星。

これは、「平和国家・日本」という理想をかかげた戦後日本?

戦前でいえば、「八紘一宇」(←わからない方はウィキをご覧下さい)でしょうか。

別の視点でみると、乙女座の月は、勤勉な国民性(一般市民)も表します。

6ハウスには、ノーアスペクトの天王星があります。

労働環境におけるテクノロジーの進化が目覚ましい時代でしたし、

勤勉な労働力(労働意識)に支えられた、技術製品の優秀さが際立ち、

海外から注目されていました(ノーアスの天王星的です)。

6ハウスにある天王星は、5ハウスを支配します。

昭和の時代のおやじたちは、「仕事が趣味」!

また、天王星と同じく、水星もノーアスペクト。

3ハウスと関連が深い水星が3ハウスに入り、ノーアスペクト。

学歴社会という言葉がありますが、教育熱心な時代でもあり、

その優秀さと勤勉さによって、小国ながら昭和の日本は存在感を示していました。

ただ、昭和のつめこみ教育の反動から、情操教育の必要性がうたわれ、

平成のゆとり教育につながっていった…という流れがあったかと思いますが、

3ハウスにノーアスの水星は、教育に関する知識・技術を過剰に発展させた

流れにもつながるかと思います。

三重円もざざっとみてみましたが、

日本にとって大きな転換期である1945年8月(敗戦)時に、

ASCに海王星が重なっていました。

そして、翌9月から10月にかけて、そこに木星も重なっています!

敗戦という事態に直面し、混乱や失望の極みにありながら、

戦争が終わったことによって、新スタートを切っていった様子がよく表れています。

令和になかなかたどりつきませんが(汗)、次に続きます!

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