令和の時代を読んでいる途中ですが、昨日は新月ですね。
ということで、令和読み編をいったん中断して、
今回の新月図をながめてみました。
【新月図のポイント】
日本の首都・東京の新月図は、以下のとおりです。
2019年6月3日 19:01 東京
SFPage.jpg
ざざっとながめて、天音の視点でポイントとなりそうな箇所をあげてみます。
●新月に関して●
・サイン
新月は、双子座で起きます。
・ハウス
ディセンダントに(6ハウス側から)重なります。
・アスペクト
太陽と月(新月)のオーブを8度でとると、
木星とオポジション、海王星とスクエアで、Tスクエア。
木星はアセンダントに1ハウス側から重なっているので、
ASC‐DESの軸の上に、木星-新月のオポジションが重なり、
3ハウスの海王星がそこに対してTスクエアをつくる配置です。
・ハウスの支配星の流れ
太陽は9ハウスを支配し、月は8ハウスを支配します。
新月が起きる7ハウス(実際は7ハウス手前)とあわせて、
今回の新月のテーマは、7、8、9ハウス(西&南半球)に関係すること。
新月が起きる双子座の支配星は、水星。
水星は自ら支配する双子座に入り、品位が高い状態です。
一方、新月とオポジションであり、アセンダントに重なる木星も、
自らが支配する射手座に入り、品位が高い状態です。
そして、新月-木星をTスクエア化する海王星も、
自らが支配する魚座に入り、強められています。
(海王星はトランスサタニアンなので品位とはいわないけれど)
海王星が、双子座のナチュラルハウスである3ハウスに入るもの、
一連のテーマと関連して読めるかも?
まとめると、
他者へ向かっていく・関わっていく意識側で強調されている
双子座新月(水星も新月とあわせてステリウム)と、
それをハード・アスペクトで刺激している木星・海王星。
どちらも品位でみると強められているので、
本来の性質が強く表れている状態で、引っ張り合っている・・
という印象です。
●新月以外の注目ポイント●
・MCの支配星の金星は、牡牛座。
自らが支配する牡牛座で品位が高い状態です。
金星は6ハウスのカスプに重なり、
土星・冥王星(2ハウス)、海王星と小三角。
・火星、天王星がノーアスペクト。
水星も、MCとスクエア、双子座新月とステリウムにみえるけれど、
他の惑星とアスペクトしないノーアスペクト。
(新月以外のアスペクトのオーブは6度にしています)
新月に関連するポイントをみると、
自他の関係、他者(マンデン的にみれば他国)との関係づくりが
テーマになることが強調されている新月です。
そして、新月は双子座!
自分と、自分の片割れ(半身)である双子。
これらの象意を重ね合わせていくと、
今回の新月図のテーマが、よりはっきりと描かれていきますね^^
MC側(支配星の金星)のテーマも、焦点化しやすく建設的なので、
おひとりおひとりが日常生活のなかで意識すると、
大きな流れに乗っていくことができそうな配置です。
具体的なリーディングは、次回に続きます。
posted by amaneayafumi at 09:34| 新月リーディング
2019年05月30日
「令和」の時代を迎えて③~大正を振り返る
前回の昭和編は修正をしたので、昨夜19時半にアップしたものが、
最新版になりますm(_ _)m
令和の時代を読む前に、過去の元号の時代を振り返り編、
今回は大正です。
明治天皇が崩御されたのは、1912年7月29日22時43分。
けれども、日付が変わるまで一時間少々しかなく、
践祚の儀式を崩御当日に行うことができないため、
崩御と践祚の儀式が日にちをまたぐのを避けて、
崩御の時間を2時間後の7月30日0時43分と公表したそうです。
そして、7月30日に改元の詔書が公布・即日施行され、
この日が「大正元年」となったそうです。
なので、この日は、明治の最後の日であり、大正の最初の日ということになります。
大正は、わずか15年しかなかったのですが、
「大正デモクラシー」の時代であり、モダンな文化が華やかに花開き、
そして、「新しい女」が登場して女性が社会に進出する一方、
第一次世界大戦後の世界恐慌や、関東大震災を体験した時代でもありました。
短いけれど、濃密な時代だったんですね。
私のイメージでは、大正といえば「大正デモクラシー」と、
「モボ・モガ(モダンボーイ、モダンガール)」。
人物で浮かんでくるのは、竹久夢二。
明治時代が国家ぐるみで、しゃにむに変容を果たしていったのに比べて、
大正は、一般の民衆が個に目覚めて、文化的な生活を楽しむようになった時代の
印象です。
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